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震度6弱を観測した大阪の高槻市茨木市、それに摂津市吹田市では21日午前8時現在、合わせておよそ10万8000戸でガスの供給が止まっています。


このうち高槻市では、給食が作れないため市内にある公立の小学校41校と中学校18校のすべてで、21と22日午後の授業を取りやめました。


また、茨木市では給食を提供している公立の小学校32校すべてでおにぎりとパン、それに牛乳などの「簡易給食」にしました。


茨木市中穂積にある春日丘小学校では全校児童540人余りにおにぎりとコッペパン、それにイチゴジャムと牛乳の簡易給食が配られ、子どもたちが次々と口に運んでいました。


大阪ガスによりますと、これらの4つの市では道路などの地下に張りめぐらされたガスの配管の総延長は合わせておよそ2500キロにのぼっていて損傷した箇所を特定するのに時間がかかっているということです。


さらに配管の修復が終わってもガスの供給を再開するには家ごとに安全を確認する必要があり、一軒一軒、作業員が回って住民に立ち会ってもらうため復旧までには時間がかかるということです。


大阪ガスは今月25日をめどにほとんどの地域での供給再開を目指しているということです。


大阪ガスでは「皆さまにご不便をおかけして申し訳ないです。安全最優先で作業に取り組みつつ、一日でも早く元の生活を取り戻してもらえるよう全力で取り組みたい」としています。