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この車は、昭和42年に初代モデルが発売され、皇族や政府要人、それに企業のトップの送迎車としても利用されてきましたが、環境性能を高めるため、21年ぶりに刷新されました。


新型車は、ハイブリッドシステムを導入し、燃費を前のモデルの1.8倍にまで向上させたほか、路面の衝撃を吸収するため、電子制御で車の高さを調整する最新の装置や、この車のために開発したタイヤを採用しています。


さらに、後部座席のスペースを拡大させ、新聞を広げて読めるようにしたほか、電動のリクライニングシートや後部座席でテレビなどが見られるよう、大型の液晶画面も取りつけました。


価格は1960万円で、22日から全国で販売されます。


トヨタの開発責任者の田部正人主査は「日本の最高級車として和のテイストをもった独特の世界観を味わってほしい」と話していました。