https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com


問題の判定は22日夜、神戸市のほっともっとフィールドで行われたオリックスソフトバンクの試合の3対3の同点で迎えた延長10回、ソフトバンク中村晃選手が打ったライトポール際へのホームラン性の当たりでした。


この打球はいったんはファウルと判定されましたが、ソフトバンクの工藤監督からのリクエストで映像によるリプレー検証を行った結果、判定が覆り、勝ち越しのツーランホームランとなってソフトバンクが5対3で勝ちました。


試合後、敗れたオリックスの福良監督はベンチ裏の通路で審判団に対し「誰が見てもファウルだ。もう一度ちゃんと見てほしい」などと厳しい口調で抗議しました。


これを受け審判団が改めて映像を見直した結果、ホームランとした判定は間違いでファウルだったと誤審だったことを認めました。


オリックスによりますと、一連の経緯は球団幹部にも伝えられ、NPB=日本野球機構にも報告されましたが、試合は成立しているため記録の訂正は行われないということです。


映像によるリプレー検証によって下した判定に対し、審判団が誤審を認めるのは極めて異例です。


今月6日に行われた天皇杯の2回戦、J1の名古屋グランパス対奈良代表の奈良クラブの試合は、ペナルティーキック戦にもつれ込み、奈良クラブの4人目の選手がキックする際、不正なフェイントを入れたと主審が判定しました。


この場合、本来ノーゴールとなりますが、主審はキックのやり直しを命じ、この選手はゴールを決めて試合も奈良クラブが勝ちました。


日本サッカー協会の審判部は外部からの指摘を受け、ペナルティーキック戦のやり直しを行う異例の決定をしていましたが、今月28日の午後6時から同じ試合会場となる名古屋市パロマ瑞穂スタジアムで行うと発表しました。


やり直しのペナルティーキック戦に出場できるのは、原則、前回の試合の延長戦が終了した時点で出場していた選手に限られますが、蹴る順番は変更できるということです。