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警察庁のまとめによりますと、全国の山で遭難した人は去年、3111人と、前の年より182人増えました。


遭難による死者と行方不明者も前の年を35人上回って354人に上り、いずれも統計が残る昭和36年以降、最も多くなりました。


遭難した場所を都道府県別に見ますと、長野県が327人と最も多く、次いで北海道が276人、東京都が187人などとなっています。


年代別では60代が741人、70代が669人などと60歳以上で全体の半数余りを占めています。


中高年を中心に登山ブームが続く中、警察庁は登山の際には安全な計画を立てるよう呼びかけています。


一方、外国人の遭難者が年々増加傾向にあり、去年も前の年より28人増えて121人に上りました。


全体の40%に当たる49人がスキー中の遭難でした。


警察庁は、天候の変化が激しい日本の山の特徴を十分に把握していないことが背景にあるのではないかと見ていて、各地の警察は民間団体や自治体と協力してチラシを配るなど注意を呼びかけています。