米 同性婚認める判断示した最高裁判事が引退表明 #nhk_news https://t.co/PF9OU03mgA
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年6月27日
アメリカ連邦最高裁判所のケネディ判事は27日、声明を出し、家族と過ごす時間を増やしたいとして引退する意向を明らかにしました。
ケネディ判事は、1987年に当時のレーガン大統領によって連邦最高裁判所の判事に指名され、保守的な判断を示すことが多い一方で、2015年には全米で同性婚を認めた画期的な判決を出すなど、リベラルな判断も示してきました。
ケネディ判事の引退についてトランプ大統領は、「長い間、敬意を抱いてきた偉大な最高裁判事だ。新しい判事の選定をすぐに始め、優秀な人物を選びたい」と述べ、後任の指名を急ぐ方針を示しました。
アメリカの連邦最高裁判所は9人の判事の多数決で判断を下しますが、去年、トランプ大統領が保守派のゴーサッチ氏を指名したことで、保守派が5人と過半数を占めています。新しい判事が決まるのはことし秋以降の見通しで、トランプ大統領が新たな判事を指名すれば、社会を二分する重要な問題をめぐり保守的な判断が増えると見られ、人選が注目されています。
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