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FRBは、先月13日まで開いた金融政策を決める会合で、ことし3月以来の利上げを決めたほか、ことしはあと2回の利上げを想定しているとして、従来よりも利上げのペースを速める姿勢を示しました。


FRBは5日、この会合の議事録を公表し、参加者は雇用の力強い伸びなどを受けて、「アメリカ経済は堅調に拡大している」という認識で一致したとしています。


ただ、ほとんどの参加者が「貿易政策をめぐる不透明感とリスクが強まった。設備投資などに悪影響を及ぼすことを懸念している」と指摘し、トランプ政権が保護主義的な政策を強めていることに警戒感を示しました。


FRBのパウエル議長も先月20日、講演で、「企業の間で、投資や雇用を先送りする動きがあり、懸念が高まっている」と述べ、貿易摩擦が激しくなれば景気が冷え込むおそれがあると警告しています。


一方、先月の会合では多くの参加者が「新興国などの動向が潜在的なリスクだ」と指摘していて、アメリカの利上げに伴うアルゼンチンなどの通貨安が経済や金融市場に与える影響も注視する姿勢を示しました。

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