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スペイン北東部のカタルーニャ州では去年10月、州議会が一方的な独立宣言を可決したことに対し、中央政府憲法に基づいて州の自治権を停止し直接統治に乗り出すなど、中央政府と州政府が激しく対立してきました。


こうした中、先月、双方で新しい政権が発足したことを受け、スペインのサンチェス首相とカタルーニャ州のトラ州首相が9日、初めて会談しました。


この中で、双方は7年近く中断されてきた教育や雇用、エネルギーなどさまざまな政策を議論する場を再開させることで合意したほか、対立の解消に向けて協議を続けることで一致しました。


会談のあと、トラ州首相は「これまでトップどうしが話す機会はなく、新しい時代を迎えた」と述べ、高く評価しました。


一方であくまで独立を目指す考えは崩しておらず、今後、双方が対話を重ねることで独立をめぐる政治の混乱の収束につなげられるか注目されます。