米高関税発動 中国「自国利益のための貿易戦争」と批判 #nhk_news https://t.co/GOfVZnIuHM
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月18日
米中間では、トランプ政権が中国からの幅広い輸入品に高い関税を上乗せする措置を発動したのに対し、中国側も同じ規模の報復関税をかけて対抗するなど貿易摩擦が激しくなっています。
アメリカの貿易政策について中国外務省の華春瑩報道官は18日の記者会見で、「中国だけでなく全世界を敵にしたものだ」と述べたうえで、各国の輸入品の価格が上昇し、5年後には世界全体の貿易が15%縮小するという指摘があるとして、世界経済に深刻な影響を及ぼすと強調しました。
そのうえで、「国内政治を考慮し、自国の利益だけに基づいて始めた貿易戦争であり、第2次世界大戦以来の国際的なルールを全面的に後戻りさせるものだ」と厳しく批判しました。
さらに、「アメリカが、『他国を攻撃するのは正しく、他国が自衛することは筋が通らない』という覇権的な論理を主張し続けるなら、孤立した誤った道を突き進むだけだ」として保護主義的な姿勢を改めて政策を変更するよう求めました。