シリアの民間防衛隊 隣国に“特例”避難 #nhk_news https://t.co/XADWXhIRTn
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年7月22日
国連などによりますと、アサド政権が攻勢を強めてきたシリア南部から、22日、422人のシリア人がイスラエルを経由して、ヨルダンに避難しました。
避難したのは、空爆などでけがをした人たちの救助活動に当たり、ノーベル平和賞の受賞候補に取り沙汰されたこともあるボランティアの民間防衛隊「ホワイト・ヘルメット」のメンバーとその家族です。
「ホワイト・ヘルメット」は、政治的に中立の立場を掲げ、反政府勢力の影響力が強い地域で活動を続けてきましたが、アサド政権からは、反政府側と見なされ、攻撃の対象となってきました。
このためイギリスなどが「身の危険が迫っている」と訴え、シリア難民を受け入れていないイスラエルやこれ以上の難民の受け入れに消極的なヨルダンに一時的な保護を求めたということです。
民間防衛隊のメンバーらは、今後、3か月以内に、イギリス、ドイツ、カナダの3か国が受け入れるということです。
シリアでは、アサド政権が反政府勢力の拠点となってきたシリア南部をほぼ制圧し、残るわずかな地域に21日から22日にかけて激しい空爆を行った結果、2万人以上が家を追われて国内避難民となるなど深刻な状況が続いています。
http://d.hatena.ne.jp/d1021/20180505#1525517119(U.S. freezes funding for Syria's "White Helmets")