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アフガニスタン政府は、東部ナンガルハル州の山岳地帯で25日、アメリカ軍が行った空爆によってISの地域組織のトップ、アブ・サイード・オラクザイ幹部と10人の部下が死亡したことを明らかにしました。


ラクザイ幹部は隣国パキスタンの出身で、前のトップが去年7月、アメリカ軍の空爆で死亡したのを受けて、あとを継いだとみられています。


アフガニスタンのISは主に東部に拠点を構え、最近では都市部を中心に大勢の人たちが集まるいわゆる「ソフトターゲット」を狙った自爆テロを繰り返していて、治安悪化の大きな要因となっています。


今月15日、首都カブールの予備校で起きた高校生など40人が死亡した自爆テロについても犯行を認めています。


このため、アフガニスタン政府とアメリカ軍はISの拠点に対する空爆を強化しており、今回のトップの殺害が組織の弱体化につながるのか注目されます。