アメリカの中国に対する貿易赤字 過去最大規模に #nhk_news https://t.co/zPyXCN1Y4e
— NHKニュース (@nhk_news) 2018年9月5日
アメリカ商務省は5日、ことし7月の貿易統計を発表し、中国に対する貿易赤字は368億ドルでした。
前の月より10%増え、7月、1か月間の貿易赤字としては過去最大の規模になりました。
トランプ政権は、ことし7月に中国からの340億ドル規模の輸入品に25%の高い関税を上乗せする制裁措置を発動しましたが、赤字の削減にはつながらなかった形です。
アメリカのメディア、ブルームバーグは、トランプ大統領が、今週にも中国に対して、第3弾の制裁措置の発動を正式に表明する可能性があると伝えています。
トランプ大統領も、この報道は「大きくはずれていない」と答えているため追加の制裁に踏み切る公算が高くなっています。
一方、日本に対する貿易赤字も、54億ドルと2.9%増え、今後の日米の貿易協議で赤字の削減のために農産物の市場開放などの要求を強めてくる可能性が出ています。