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北朝鮮では9日が建国70年の記念日で、これに合わせて今月いっぱい、首都ピョンヤンにある競技場で5年ぶりに大規模なマスゲームが開催されています。


キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長と、ピョンヤンを訪問している中国共産党の最高指導部メンバーが参観して行われた9日夜のマスゲームでは、スタンドの出演者が一斉にボードをめくって巨大な文字をつくったり、民族衣装を着た人や軍人たちがグラウンドで息の合った動作を披露したりしました。


このうち、スタンドに現れた文字には、英語や中国語を交えて「善隣友好」「対外関係の多角化など、外交を意識したスローガンが登場しました。


また、ことし4月の南北首脳会談でキム委員長と韓国のムン・ジェイン(文在寅)大統領が握手する場面もスタンド一面の白いボードに映し出され、来週、ピョンヤンで開催される南北首脳会談に向けて歓迎ムードを演出しました。


マスゲームのタイトルは「輝く祖国」で、北朝鮮国威発揚を図るとともに対外関係の強化に乗り出す姿勢もアピールしました。


北朝鮮は9日、建国70年の記念日を迎えて軍事パレードを行いましたが、ICBM級のミサイルを登場させず、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長は演説しませんでした。


このパレードについて、トランプ大統領は9日、ツイッターに「いつものような核ミサイルの披露がなかった」と書き込み、核弾頭を搭載してアメリカ本土まで届くと北朝鮮が主張しているICBM級のミサイルを登場させなかったことを評価する考えを示しました。


そのうえで、「テーマは平和と経済発展だった。専門家は、北朝鮮が非核化の約束をトランプ大統領に示すため、核ミサイルを登場させなかったと考えている。これは大きく、とても前向きな北朝鮮の意思表示だ」として、北朝鮮トランプ大統領を意識してパレードを抑制的な内容にしたと強調しました。


そのうえで、「ありがとう、キム委員長。われわれ2人はみんなが間違っていると証明するだろう!」と書き込んでいます。


トランプ大統領としては、2か月後の中間選挙をにらみ、史上初の米朝首脳会談で合意した非核化に向けた交渉が難航しているという批判をかわす狙いがあるとみられます。


北朝鮮は9日、建国70年に合わせてピョンヤン中心部で軍事パレードを行いましたが、北朝鮮が核弾頭を搭載してアメリカ本土まで届くと主張している、ICBM大陸間弾道ミサイル級のミサイルは登場しなかったほか、キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長も参席したものの演説しませんでした。


さらに国営メディアは、9日の軍事パレードを実況中継しなかっただけでなく、開催されたことすら伝えず、10日になって初めてパレードの様子を伝えました。


北朝鮮の国営メディアを分析しているラヂオプレスによりますと、北朝鮮で正規軍が兵器類を登場させて軍事パレードを行ったと伝えられるのは、2000年代に入ってから8回目ですが、翌日になって開催が伝えられたのは初めてです。


こうした背景には、非核化をめぐるアメリカとの協議が難航する中、抑制的な伝え方をしてアメリカに配慮したものと受け止められています。


一方、軍事パレードにICBM級のミサイルが登場しなかったことなどについて、アメリカのトランプ大統領は9日、「とても前向きな北朝鮮の意思表示だ」と、ツイッターに書き込み評価する姿勢を示しています。