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経済界の首脳らが参加している「日中経済協会」の訪問団は、北京で中国の経済政策を担当している国家発展改革委員会の幹部と会談しました。


この中で、日本商工会議所の三村会頭は、市場価格を押し下げているという批判を受け中国が鉄鋼の生産能力を削減していることについて「過剰設備の削減は、失業などの痛みも伴う非常に困難な課題だが、この問題に真っ正面から取り組んでいることに敬意を表したい」と述べました。


そのうえで、三村会頭は「過剰能力の解決には、粘り強い取り組みと長い時間が必要だが、引き続き、各分野で取り組みを進めてほしい」と述べ、鉄鋼以外の石油化学などでも生産能力の削減を進めるよう求めました。


これに対して、国家発展改革委員会の次官に当たる、寧吉てつ副主任は「過剰な生産能力を削減することで需要と供給のバランスは改善されてきており、構造改革を続けていく」と応じました。


訪問団は12日、中国の李克強首相と会談する方向で調整を進めており、経済分野での協力などについて意見を交わすことにしています。

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