米政権が駐米EU大使を “格下げ” 意見隔たりの不満から? #nhk_news https://t.co/hCVsKabwVx
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年1月10日
ドイツのメディアによりますと、EU大使の格下げがわかったのは、去年12月に執り行われたブッシュ元大統領の葬儀の時でした。
ワシントンに2014年から駐在しているEUのオサリバン大使が弔意を示すために呼ばれる順番は、着任が早い順という外交儀礼に従うと20番目から30番目のはずでしたが、実際には各国の大使のあとだったということです。
EUの大使は、3年前、オバマ政権によって国際機関の代表級から国家の大使級に格上げされていました。
格下げについての事前通知はなく、理由も明らかにされていないということですが、貿易やイランの核合意などをめぐって意見が隔たるEUへの不満を表したものではないかとの見方が出ています。
EUの報道官は8日、アメリカ側と協議中であることを明らかにしたうえで「意見の食い違いがあってもアメリカは友人だ」と友好関係を強調しましたが、関係がさらに冷え込むことになるのか、関心が集まっています。