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「スーパーブラッドウルフムーン」は、「ウルフムーン」と呼ばれる1月の満月が、地球までの距離がふだんより近いために、大きく明るく見える満月、「スーパームーン」となり、さらに皆既月食に伴って、地球の大気の層で屈折したわずかな光が当たって血のような赤い色に輝くという、珍しい条件が重なった満月です。

20日から21日にかけて、「スーパーブラッドウルフムーン」がアメリカなどで見られ、ニューヨーク・マンハッタン中心部では、氷点下10度ほどの厳しい寒さの中、天文ファンらおよそ70人が望遠鏡で観察しました。

満月は、最も小さいときに比べ、およそ14%も大きく見えるということで、午後10時半すぎから地球の影に入って欠け始めました。そして、1時間余りで、完全に隠れる皆既月食となったあと、赤い満月が現れ、訪れた人たちは、幻想的な光景に歓声を上げたり、スマートフォンで写真におさめたりしていました。

地元の男性は「初めて見て興奮しました。ニューヨークできれいに見られるとは予想していませんでしたが、すばらしかったです」と話していました。

NASAによりますと、次に満月が「スーパーブラッドウルフムーン」になるのは、18年後の2037年だということです。