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アメリカのトランプ大統領北朝鮮キム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長との2回目の首脳会談を今月下旬に開く予定で、日程や開催地などの詳細を5日に行う一般教書演説で明らかにする見通しです。

こうした中、北朝鮮との協議を担当するアメリカのビーガン特別代表は北朝鮮の当局者と協議を行うため、まもなくアメリカを出発します。

ビーガン氏は、3日から韓国を訪れるほか、南北の軍事境界線にあるパンムンジョム(板門店)を訪れるとも伝えられており、首脳会談に向けて詰めの調整を行う予定です。

ビーガン氏は出発に先立って先月31日、「具体的な成果を達成し、今後の交渉の行程表を作り、目標についての共通認識に達したい」と述べ、北朝鮮の非核化に向けた具体的な計画などで合意を図りたいという考えを示しました。

一方で、北朝鮮が核施設の閉鎖の見返りとしてアメリカに求めている「相応の措置」についても協議するとしています。

ただ、首脳会談の開催が迫る中、限られた期間で具体的な成果が得られるかは不透明で、協議の行方が注目されます。

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