エルサルバドル大統領選 首都の前市長が当選確実 #nhk_news https://t.co/B7DfcUFJgR
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年2月4日
エルサルバドルで3日、任期満了に伴う大統領選挙が行われ、選挙管理当局によりますと開票率99.4%で、首都サンサルバドルの前市長のナジブ・ブケレ氏の得票率が53%と過半数を上回り、ほかの3人の候補をおさえて初めての当選を確実にしました。
ブケレ氏は37歳。もともとは左派政党の所属でしたが、今回の選挙では中道右派の「国民統合のための大連合」から立候補し、国内で貧困や治安の悪化からアメリカを目指す移民が後を絶たないほか、政治家の汚職が問題になる中、選挙戦では国民の不満を追い風に支持を広げました。
エルサルバドルでは1992年に内戦が終結して以降、左派の「ファラブンド・マルティ民族解放戦線」と、中道右派の「国民共和同盟」のどちらかが政権を担ってきましたが、この2つの政党以外から大統領が誕生するのはおよそ30年ぶりとなります。
任期は5年で、ブケレ氏は6月1日に新しい大統領に就任します。