ローマ法王 ベネズエラ混乱 “双方が求めれば仲裁も” #nhk_news https://t.co/P8FGAkRP9k
— NHKニュース (@nhk_news) February 5, 2019
南米のベネズエラでは、暫定大統領への就任を表明したグアイド国会議長が欧米諸国の支持を受ける一方、中国やロシアがマドゥーロ大統領を支持し、国際社会を巻き込んだ混乱が広がっています。
こうした中、マドゥーロ大統領はイタリアのメディアに対し、ローマ・カトリック教会のフランシスコ法王に書簡を送り、反政府側との仲裁を要請したことを明らかにしました。
これについてフランシスコ法王は5日、中東のUAE=アラブ首長国連邦からバチカンに戻る飛行機の機内で記者団の質問に応じ、マドゥーロ大統領からの書簡を受け取ったとしながらもまだ読んでいないと述べました。
そのうえで、「何ができるか検討するが、双方が仲裁を求めることが最初の条件だ。私たちは応じる用意はある」と述べて、マドゥーロ大統領側とグアイド国会議長側の双方が求めれば、仲裁に乗り出す考えを示しました。
ただ、「仲裁は最後のステップだ」とも指摘し、まずは双方が対話に向けて歩み寄ることが重要だと強調しています。