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2回目の米朝首脳会談が今月27日と28日にベトナムの首都ハノイで開かれるのを前に、ベトナムのファム・ビン・ミン副首相兼外相は12日からピョンヤンを訪問しています。

北朝鮮の国営メディアは、リ・ヨンホ外相が13日、ミン副首相兼外相と会談したと伝えました。

国営メディアは「キム・イルソン(金日成)主席とホーチミン主席が築いた両国の伝統的な親善関係をさらに発展させるとともに、互いの関心事となっている国際問題について深い意見交換を行い、見解が一致した」として、ベトナムとの友好関係を強調しました。

会談の詳しい内容は伝えられていませんが、ベトナムでのキム・ジョンウン金正恩朝鮮労働党委員長の警備やベトナム指導部との会談などについて調整を進めたものとみられます。

またリ外相は、非核化に向け核実験場を閉鎖するなどの措置を先行してとったとするみずからの立場を改めて主張し、制裁の緩和などに理解を求めたものとみられます。

一方、北朝鮮の国営メディアは米朝首脳会談が今月末にベトナムで開催されることについてこれまで伝えておらず、13日も触れることはありませんでした。

ニューヨークの国連本部では13日、北朝鮮に対する国連安保理の制裁決議の実施状況などを調べる制裁委員会の会合が開かれ、会合後、議長を務めるドイツのホイスゲン国連大使が取材に応じました。

この中でホイスゲン大使は「制裁はすべての加盟国が同じ方法で実施することが必要だ」と述べ、改めて各国に制裁の確実な実施を求める考えを示しました。

安保理関係者によりますと、制裁委員会で現在議論されている最新の調査結果では、中国、ロシアそれに東南アジアやアフリカの国々の制裁違反の疑いが指摘されているということで、委員会の議長としてこれに懸念を示した形です。

北朝鮮は、船から船に物資を積み替える「瀬取り」などにより制裁逃れを続けているとされ、北朝鮮の非核化に向けた国際社会の圧力が弱まることも懸念されています。

一方、ホイスゲン大使は、今月27日からベトナムの首都ハノイで開催される予定の2度目の米朝首脳会談に合わせて、制裁対象となっている北朝鮮の高官の移動を例外的に認める申請を受理したかについては、「答えられない」と述べるにとどめ、明らかにしませんでした。

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