カドカワ 川上社長降格 ドワンゴ不振で赤字転落見通し #nhk_news https://t.co/qKupTyymJy
— NHKニュース (@nhk_news) February 13, 2019
発表によりますと、カドカワは13日付けで川上量生社長の社長職を解いたうえで、代表権のない取締役に降格しました。
川上氏は動画配信サイトのニコニコ動画などを運営する「ドワンゴ」の創業者で、出版や映画などを手がける「KADOKAWA」との経営統合を経て、平成27年からグループの持ち株会社「カドカワ」の社長を務めていました。
しかし、動画配信やゲームなど傘下のドワンゴの事業が振るわず、グループ全体のことし3月期の決算で、最終的な損益が当初の54億円の黒字から43億円の赤字に転落する見通しになりました。
川上氏は経営悪化の責任を取って社長を退いたものとみられ、代わって松原眞樹専務がカドカワの新たな社長に就任しました。
またドワンゴの社長も交代し、NTTドコモで「iモード」を普及させた夏野剛氏が社長に就任しました。
カドカワではグループの経営体制を刷新して、業績の立て直しを図りたいとしています。