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宮内庁によりますと、両陛下は来月17日、新幹線と私鉄を乗り継いで三重県に入り、伊勢市宇治山田駅で地元の人たちの歓迎に応えたあと、伊勢神宮の内宮にある行在所に宿泊されます。

翌18日には天皇陛下の退位に関する儀式として、午前に伊勢神宮の外宮に、午後に内宮にそれぞれ参拝されます。

この際、伊勢神宮の祭主を務めている長女の黒田清子さんが両陛下を迎えることになっています。

両陛下は、このあと志摩市に移動して賢島のホテルに宿泊し、19日に東京に戻られることになっています。

両陛下の伊勢神宮への参拝は、社殿などをつくり替えてご神体を移す20年に1度の「式年遷宮」を受けて5年前に参拝されて以来で、これが天皇皇后として最後の地方訪問になります。

今回の訪問では、皇位継承の象徴とされことし5月に皇太子さまが受け継がれる三種の神器の剣と勾玉が5年前の参拝以来、皇居から持ち出されます。

宮内庁天皇陛下の退位に関する儀式を粛々と静かに執り行うことにしていて、今回の儀式では即位の際に使用した儀式用の装束や馬車は使わず、天皇陛下はモーニングを着用して臨まれるということです。

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近鉄名古屋湯の山温泉

15日は来月末の天皇陛下の退位とその日程を報告するため宮内庁から天皇陛下の勅使が三重県伊勢市伊勢神宮を訪れました。

このうち内宮では供え物を入れたヒノキのひつを携えた勅使に祭主などを加えた合わせて30人ほどの列が正宮を訪れました。そして、供え物を奉納して退位をご祭神に伝える神事が執り行われたということです。伊勢神宮によりますと、退位を伝える神事は過去に執り行われた例がないということです。

悠仁さまは、午前10時から東京・文京区のお茶の水女子大学附属小学校の卒業式に臨み、その後、大学の中庭で秋篠宮ご夫妻とともに記念撮影に臨まれました。

紺の制服姿の悠仁さまは、卒業証書の入った筒を手に持ち、報道陣から「小学校ご卒業おめでとうございます」と声をかけられると、小さくおじぎをしながら「ありがとうございます」と笑顔で応えられました。

学校によりますと、悠仁さまは113人の卒業生の1人として卒業式に出席し、「秋篠宮悠仁」と名前が読み上げられると、元気よく「はい」と返事をして壇上に上がり、校長から卒業証書を受け取られたということです。

戦後、皇族が学習院初等科以外の小学校で学んだのは初めてで、悠仁さまは、6年間、さまざまな学校行事や学習を通じて社会や自然に対する理解を深められたということです。

このあと、夕方には秋篠宮ご夫妻とともに天皇皇后両陛下のお住まいの御所を訪れ、両陛下に卒業を報告されました。

16日は、皇室の祖先などを祭る皇居の宮中三殿と、昭和天皇が埋葬された東京・八王子市の武蔵野陵にそれぞれ参拝し、卒業を報告されます。悠仁さまは、来月からお茶の水女子大学附属中学校に通われることになっています。

悠仁さまの卒業にあたって、秋篠宮ご夫妻は文書でお気持ちをあらわし、「小学校の6年間、よき友人たちや教職員の方々にも恵まれて、楽しくそして充実した学校生活を送ったように思います。私たちも機会があるごとに学校の行事に参加いたしましたが、そのような機会を親子ともども楽しむことができました」と述べられました。

悠仁さまの卒業にあたって、宮内庁は学校行事に臨まれる様子を写したさまざまな写真を公開しました。

1年生の時の音楽会の写真では「だれにだっておたんじょうび」という歌を歌い、9月生まれの人が呼ばれた時に大きく手を挙げてこたえられる様子が写されています。

3年生の時の運動会の写真では4人一組のリレー競技を終え、友達と一緒に笑顔を見せられています。

5年生で長野県の白樺湖周辺での林間学校に参加した時には、登山の途中で大勢の同級生に囲まれながらひと休みされています。

6年生の時、福島県の高原でトレッキングに参加した際には、雨に見舞われながらも雨がっぱ姿で元気よく歩みを進められる様子が写されています。

悠仁さまは小学校の卒業記念文集に「人は自然界の中で生きている」という手書きのメッセージとともに、「お茶小の六年間」と題した作文を寄せられました。

この中で悠仁さまは、6年間自然に親しみながら過ごした学校生活を振り返り、「校庭や大学キャンパスに出て春夏秋冬、それぞれの特徴を見つけていくことは四季のある日本の自然を理解するうえでも大事なことだと思います」と述べられました。

そして、「緑が多く自然が豊かな学校で他学年の仲間と一緒にいろいろな課題に取り組み学んだことで、新しいことに気付いたり考えたりしました。お茶小で学んだことや体験したことを生かし、これからも自分が興味を持っていることを大事にしながら過ごしていきたいと思っています」と結ばれています。

お茶小の六年間秋篠宮悠仁お茶の水女子大学附属小学校で過ごした六年間、さまざまな思い出を作ることができました。
そこで、印象に残ったことを少し振り返ってみたいと思います。
一年生のころ、毎日ライオン池で遊んだり、畑の植物や虫を観察したりして楽しみました。
そして、いくつかのテーマから自分の関心があるものを決めて取り組む学習、「えらぶ」の時間に、春見つけ、秋見つけなど「きせつ見つけ」をしていたことをよく覚えています。
これは、その季節で感じたことを絵や言葉で表します。
例えば春の場合だと、サクラやオタマジャクシなどを探しました。
校庭や大学キャンパスに出て春夏秋冬、それぞれの特徴を見つけていくことは、四季のある日本の自然を理解する上でも大事なことだと思います。
これが中学年や高学年になると、広い大学のキャンパスで、指定された野草や樹木を探すオリエンテーリング形式になります。
低学年の「きせつ見つけ」と違って、それぞれの班で、それらがどこにあるのかを自分たちの記憶や勘を頼りにしながら、キャンパスの中を自由にまわります。
したがって、みんながペースを合わせて行動し、協力することが大切です。
また、時間制限もあるので、常にいろいろなことに集中していないといけません。
そしてオリエンテーリングが終わると、先生から野草や樹木についての説明を受けます。
私は、このような機会を通して、身近な自然と楽しくふれ合うことができました。
三年生以上になると、「えらぶ」は自学につながっていきます。
「えらぶ」は、決められた時間内で課題を進めていきますが、「自学」では、一人一人が長い時間をかけて、自分が選んだ課題に取り組み、興味を深めていくことができます。
私は、「自学」で東京都の市町村について調べました。
学校の図書コーナーで市町村が発行している副読本を読み、東京の歴史について書かれた本を用いて、各地域の歴史や特産物についてまとめました。
自分の計画にそった資料を探し、調べたことをまとめていくためには時間がかかります。
しかし、好きなテーマを調べ続けることができるので、多くの人たちにとって、また自分にとっても、とても楽しい時間でした。
「自学」では、四年生以上になると、クラス別の発表やテーマ別の交流があります。
その時は、画用紙に内容をまとめたり、表を作ったりして、みんなが理解できるように工夫しました。
友達の発表を聞き、話し合うことで、わかりやすく説明することの大切さを知りました。
この他にも、お茶小で楽しかった、よかったと思える素晴しい時間がありました。
緑が多く、自然が豊かな学校で、他学年の仲間と一緒にいろいろな課題に取り組み、学んだことで、新しいことに気づいたり考えたりしました。
そして、自分の力になったと思うことがいくつもありました。
お茶小で学んだことや体験したことをいかし、これからも自分が興味を持っていることを大事にしながら、過ごしていきたいと思っています。

昭和天皇実録」は、宮内庁が公文書や側近の日記などをもとに、24年5か月かけて編さんした1万2000ページ余りに及ぶ昭和天皇の活動記録で、平成26年に両陛下に正本が奉呈され、報道機関などに内容が公開されました。

宮内庁の山本長官は14日の定例の記者会見で、「昭和天皇実録」を一般向けに書籍にして出版するため、内容を改めて確認した際に、人の名前や役職などの誤りが5000か所近く見つかっていたことを明らかにしました。

書籍は平成27年から順次出版され、今月末に最後の19冊目が出版される予定で、宮内庁は、誤りの大半はこれまでの出版の際に訂正したとしています。しかし、誤りに気付かないまま出版し、その後、読者から指摘された所も数十か所あったということです。

宮内庁は、こうした誤りについてこれまで明らかにしておらず、今後、正誤表を作成して両陛下に報告するとともに、報道機関に公表することにしています。

山本長官は、史実に影響が及ぶような誤りはないとしたうえで、「出版の事業は精いっぱいの作業で正誤表の作成は事実上できなかったが、間違いがあったことを広報するという手順をきちんと踏むべきだった。本当に申し訳なく思っている」と述べました。

昭和天皇実録 人名索引・年譜

昭和天皇実録 人名索引・年譜

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