フランスの抗議デモ 厳重警戒で大きな混乱なし #nhk_news https://t.co/bKW3fFInn8
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年3月23日
フランスでは去年11月からマクロン政権に抗議するデモが毎週土曜日に行われていて、パリ中心部のシャンゼリゼ通りでは先週、一部の参加者が90軒余りの高級ブランド店やカフェを襲い、商品を奪ったり店に火をつけたりしました。
これを受けてパリの警察は、シャンゼリゼ通りや凱旋門付近でデモや集会を禁止し、およそ6000人の警察官を動員するとともに装甲車や放水車などを配置して警戒にあたりました。
デモの参加者らはパリ市内の別の場所を行進し、排除に乗り出した警察官との間で小競り合いとなる場面もありましたが、大きな混乱は起きませんでした。
このほか、デモは南部のトゥールーズや南西部ボルドーなどでも行われ、内務省によりますと、23日のデモの参加者は全国で4万500人で、先週に比べて8000人余り増えました。
抗議デモは、4か月たった今も収まる見通しは立っておらず、デモに乗じた破壊活動が起きると経済や観光に影響することから、マクロン政権にとっては緊張を強いられる状況が続いています。