イスラエル探査機 月面着陸に失敗 #nhk_news https://t.co/w9zhLncFRL
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年4月11日
イスラエルの民間団体、「スペースIL」が開発した月面探査機「ベレシート」は、ことし2月、アメリカ南部フロリダ州からロケットで打ち上げられ、その後、月を回る軌道に入り、月面への着陸を目指してきました。
そして、イスラエルにある管制室でネタニヤフ首相も見守る中、日本時間の12日午前4時半前、探査機は月面がはっきり見えるところまでゆっくりと降下していきましたが、エンジンにトラブルが起きたあと通信も途絶え、月面への着陸は失敗しました。
「スペースIL」はイスラエル政府の出資も受けていて、アメリカと旧ソ連、それに中国の政府機関に続いて、民間団体として初めての月面着陸を目指していました。
着陸の失敗が判明したあと、「スペースIL」の代表は、「月面への着陸には失敗したが、ここまで来られたのはすばらしいことで誇りに思う」と述べ、ネタニヤフ首相も「失敗したのならまた目指そう」と励ましていました。