オランダの医師 体外受精に無断で自分の精子 49人出産 #nhk_news https://t.co/83weDpEw7n
— NHKニュース (@nhk_news) April 13, 2019
この男性医師はオランダのロッテルダム近郊にあった不妊治療のクリニックの院長で、2年前に89歳で死亡しました。
AFP通信などによりますとこのクリニックで不妊治療を受け体外受精で産まれた子ども本人やその両親が子どもたちと医師の容姿が似ていることに気付き、医師の遺族を相手に裁判を起こして関係性を明らかにするよう求めていました。
その結果、医師のDNAの提供を受けて鑑定を進めたところ、49人の子どもについて親子関係が認められたということです。
このクリニックは1980年代から90年代にかけて地域最大の精子バンクとして知られていたということで、この頃に産まれた子どもたちはすでに20代から30代になっています。
子どもやその両親を支援するNGOでは医師が治療を受けた女性に無断で自分の精子を体外受精に使っていたとしていて、医師がほかにも子どもを産ませていた可能性があることから、クリニックを利用した人たちに検査を呼びかけるなど調査が進められています。