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これは17日夜、日本ラグビー協会の坂本典幸専務理事が明らかにしました。

それによりますと、森名誉会長は17日夜、都内で開かれた日本ラグビー協会の理事会の会場を訪れ、「名誉会長の職を辞したい。ワールドカップのレガシーを残していくのは日本協会だ。若い理事がたくさんおり、さらに引っ張っていってほしい」と話したということです。

元総理大臣で東京オリンピックパラリンピック組織委員会の会長を務める森名誉会長は、2005年から10年間、日本ラグビー協会の会長としてアジアで初めて開催されるラグビーワールドカップ日本大会の招致を成功させ、その後、名誉会長に就任しました。

ワールドカップの開催を目前に控えた中で名誉会長を辞任することについて坂本専務理事は「唐突なので驚いている。ワールドカップについてはご協力いただけるとはおっしゃっていた」と話しています。

日本協会ではことし6月に理事の改選があり、ワールドカップを成功させ、大会後に日本代表の強化や競技の普及をいかに進めていくかが課題になっています。