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二松学舎大学の元学長の石川忠久さんは、日本における漢詩研究の第一人者として知られています。

石川さんは、国の担当者から新元号の考案の依頼を2回受け、今回は、およそ10の案を提出したということです。

石川さんは、新元号の選定にあたって政府が「元号に関する懇談会」などに示した6つの原案の1つ「万和」も提出したと明かしました。

そして、考案を依頼されたことについて、「名誉なことだと思います」と述べました。

そのうえで、「めでたい意味を持っていて、言いやすく、書きやすく、誰もが親しめる、しかも品があるものを考えるのは簡単ではない」と話し、時間をかけて案を考えたと振り返りました。

また、新元号の「令和」については、「いいですね。画数もいいし、発音したときもなめらかだし、すぐに漢字が頭に浮かびます。何から何までよくできている」と感想を述べました。

そのうえで、石川さんは、「令和」が日本の古典から引用されたことについて、「非常にいいと思います。中国の古典を日本人が勉強して日本の古典を作った中にいい字があったということなので、中国の古典との精神はずっとつながっていると思います。日本の古典も立派な古典があるので、そこからとるのは自然で違和感はない」と話しました。

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