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国連の安保理では、23日、議長国ドイツが提案した、紛争下での女性や子どもへの性暴力について、当事国の政府に対し調査を行うとともに加害者を処罰する責任を負わせる決議について採決が行われました。

この中で、ロシアと中国は「調査や処罰は当事国の主権が尊重されなければならない」と主張して棄権しましたが、決議は賛成多数で採択され、今後、性暴力を許さない国際世論が高まることが期待されます。

これに先立って安保理では、紛争下の性暴力をテーマにした公開討論が開かれ、去年、ノーベル平和賞を受賞した2人が演説しました。

このうち、アフリカ中部のコンゴ民主共和国で性暴力を受けた女性の治療に当たっているデニ・ムクウェゲ医師は、性暴力は人道に対する罪だと厳しく非難したうえで「加害者を裁かなければならない」と訴えました。

また、過激派組織IS=イスラミックステートによる性暴力被害を訴え続けている、イラクの少数派ヤジディ教徒の人権活動家、ナディア・ムラドさんは「ヤジディ教徒の地域社会は破壊されたままで国際社会の支援が必要だ」と訴えました。

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