「大嘗宮」 今月下旬から設営開始 大嘗祭の中心的儀式の場 #nhk_news https://t.co/PNQixrEVlh
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月3日
宮内庁は3日、皇位継承に伴う一連の儀式について検討する「大礼委員会」の7回目の会合を開き、「大嘗祭」に向けた儀式の次第や行事の日程などを決めました。
それによりますと、儀式や行事は基本的に、前回、平成の代替わりを踏襲して行われ、「大嘗祭」の中心的な儀式が行われる「大嘗宮」は今月26日に皇居 東御苑で地鎮祭が行われ、設営が始められることになりました。
先月から設営に向けた準備工事が始まっていて、一部で入園者の立ち入りが制限されていますが、今後設営が進むのに伴い制限する区域が広げられ、11月に入ると東御苑の「本丸地区」全体で立ち入りが制限されることになります。
また、「大嘗祭」で使う米を収穫する2つの地方が、ことし5月、宮中に伝わる亀の甲羅を使った占いの結果、栃木県と京都府に決まったことを受けて、両府県で新米を収穫する田んぼの「斎田」を選ぶ方法も決まりました。
宮内庁は今後、地元の農業団体から「斎田」の推薦を受け、米の収穫を依頼するということで、「斎田」が決まるのは9月中旬から10月上旬ごろになるとしています。
「斎田」では米を収穫するための儀式「斎田抜穂の儀」などが行われ、収穫された米は10月中旬ごろ、「大嘗宮」の一角に納められることになります。
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