欧州議会 新議長にサッソーリ氏 意見集約が課題 #nhk_news https://t.co/9CCgsVGpE0
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年7月3日
ヨーロッパ議会は、3日、ことし5月に行われた議会選挙のあと初めての本会議をフランスのストラスブールで開き、新しい議長を選ぶ投票を行いました。
その結果、議会の第2会派の中道左派で「欧州社会・進歩連盟」に所属するイタリア出身のダビドマリア・サッソーリ氏が選ばれました。
サッソーリ氏は63歳。イタリアのテレビ局の記者を経て10年前からヨーロッパ議会の議員として活動しています。
ヨーロッパ議会では、選挙の結果、中道右派と中道左派の2大会派が大幅に議席を減らした一方、リベラルや環境系の会派が議席を伸ばし、EUに懐疑的な勢力も台頭して審議が紛糾することも予想されています。
EUが移民問題をはじめ、自国第一主義のアメリカや影響力を強めるロシアや中国にどう対じしていくかなど域内外に多くの課題を抱える中、議会の意見をいかにまとめていくか、サッソーリ氏の手腕が問われることになります。