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去年7月、名古屋刑務所の受刑者が熱中症の疑いで死亡したことから、法務省はことしの夏の暑さに備えて刑務所や少年院などの入所者の体調をどう管理するか対応策を検討してきました。

そして、熱中症を予防するための指標として、環境省がウェブサイトで公開している「暑さ指数」を活用することになりました。

「暑さ指数」は全国840地点の湿度や気温などのデータをもとに熱中症の危険度を5段階で示すものです。

刑務所などでは、熱中症の危険度が最も高い「危険」の段階になれば施設での作業や運動などを原則中止することにしています。

法務省「基準を設けて暑さに対応することで、熱中症の予防につなげたい」と話しています。