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ベネズエラでは、中国やロシアの支援を受け独裁を続けるマドゥーロ大統領と、アメリカの支援を受け、暫定大統領への就任を宣言した反政府側のグアイド国会議長が対立し国際社会を巻き込んで混乱が続いています。

グアイド氏は23日、ベネズエラの首都カラカスで演説を行い、国会はアメリカなどとの防衛に関する相互条約である「米州相互援助条約」に参加することを承認したと発表しました。

この条約は、参加している国が武力攻撃を受けた場合に、要請があれば、直接攻撃を受けていないアメリカなどがその国のかわりに防衛を行うことができるというものです。

グアイド氏は、マドゥーロ大統領が国際社会が正式な政府だと認めている自分たちを不当に攻撃していると主張していて、アメリカの攻撃を容認する姿勢を見せています。

しかし、アメリカの軍事侵攻については、ベネズエラの政府側からだけでなく、南米の国からも懸念の声があがっていて、条約への参加によりアメリカ側がどのような動きを見せるのか注目されます。