人々は批評という言葉をきくと、すぐ判断とか理性とか冷眼とかいうことを考えるが、これと同時に、愛情だとか感動だとかいうものを、批評から大へん遠い所にあるもののように考える、そういう風に考える人々は、批評というものについて何一つ知らない人々である。
— 小林秀雄bot (@hideo_critic) August 2, 2019
【批評について】
「自分の嗜好に従つて人を評するのは容易な事だ」と、人は言う。然し、尺度に従つて人を評する事も等しく苦もない業である。常に生き生きとした嗜好を有し、常に溌剌たる尺度を持つといふ事だけが容易ではないのである。
— 小林秀雄bot (@hideo_critic) August 1, 2019
【様々なる意匠】