政権批判の集会参加で子の親権剥奪? 検察が両親を提訴 ロシア #nhk_news https://t.co/ASlOlN3I4n
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月6日
ロシアのモスクワでは先月27日、プーチン政権を批判する抗議集会が計画され、警察は、許可を得ていないとして1000人以上を拘束しました。
モスクワの検察は6日、声明を発表し、集会に参加した夫婦が、1歳になる息子を第三者に預け、子どもを危険な目にあわせたとして、親の権利を取り上げるよう求める訴えを、子どもに代わって裁判所に起こしたと明らかにしました。
これに関連して、国営テレビは、この父親から子どもを預けられたとする活動家の男性の映像を交えながら、男性は、子どもを抱きかかえることで警察からうまく逃げることができたと伝え、別のメディアは、2人は親族だとしています。
一方、子どもの権利保護を訴える団体は、「このようなケースで親の権利が奪われるとはありえない」と子どもの人権を無視していると批判しています。
プーチン政権は、若者も多く参加する抗議活動の広がりに警戒を強めていて、今回の対応は、封じ込めを図るねらいもあるとみられます。