白人至上主義者が大規模集会 反対派と激しく口論 米国 #nhk_news https://t.co/02Bs9PSIr9
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年8月17日
アメリカ西部オレゴン州ポートランドでは17日、白人至上主義や極右思想を掲げるグループの1000人以上が集会を開きました。
すると、これに抗議する市民グループなどとの間で激しい口論となり、白人至上主義のグループが「なぜ白人至上主義がいけないのか。アメリカはわれわれの国だ」と主張したのに対し、市民グループは「これ以上、差別や偏見による犯罪を繰り返してはいけない」などと訴えました。
現場は一時、騒然となりましたが、警察が双方を引き離したためけが人は出ていません。
アメリカでは人種や宗教上の偏見に基づいた犯罪、「ヘイトクライム」とみられる事件が相次いでいて、今月3日に22人が犠牲になった南部テキサス州の銃の乱射事件についても、捜査当局はヘイトクライムにあたるとみています。
また、野党・民主党からは、トランプ大統領が移民に対して差別的な言動をとってきたことが事件につながったとして責任を追及する声もあがっています。
アメリカで差別や過激主義などの調査を行っている「南部貧困法律センター」は社会の分断が背景にあると指摘しています。