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イランは、アメリカの経済制裁によって核合意で約束されていた経済的な利益が得られていないと不満を募らせていて、ヨーロッパ各国からの経済支援を得ようとフランスなどと交渉を続けるなか、2日にはアラグチ外務次官がフランス入りし、交渉にあたっています。

この交渉について、イラン大統領府のラビー報道官は2日、定例の記者会見で「多くの問題で考え方が近くなってきている」と述べ、交渉の進展に期待感を示しました。

交渉の内容については「ヨーロッパ側がイランの原油を確実に買い、そのお金をイラン側が得ることだ」と述べたものの、金額などの詳細は明らかにしませんでした。

その一方で、内容に納得がいかなければイラン政府として「より強い措置をとる」として、今月6日にもウラン濃縮活動の強化などの新たな措置に踏み切る可能性を示唆していて、フランスなどに交渉の進展を促すねらいがあるとみられます。

IJFは1日、東京で行われた世界選手権の男子81キロ級に出場したイラン代表のサイード・モラエイ選手のインタビューの動画を公式ホームページに掲載しました。

それによりますとモラエイ選手は、8月28日、イランのオリンピック委員会とスポーツ大臣から、国家として認めず対立するイスラエルの選手との対戦を避けるために世界選手権で試合を棄権するよう圧力を受けていたと証言しています。

モラエイ選手はインタビューの動画で、「『従わなければすぐに問題が起こるぞ』と電話口で脅され、私は家族と自分の身を恐れた」と心境を明かしました。

さらに公式サイトでは、モラエイ選手の「私は選手なのでいつでも戦いたい。しかし国が許さない。助けが必要だ」という発言も掲載されています。

モラエイ選手は、世界選手権で勝ち上がった場合、決勝でイスラエルの選手と対戦する可能性がありましたが準決勝で敗れました。

モラエイ選手は身の安全を確保するためドイツに渡航したということで、IJFがモラエイ選手の支援を表明しています。

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