https://d1021.hatenadiary.com
http://d1021.hatenablog.com

フランスは原発への依存度を引き下げる方針ですが、代わりとなる再生可能エネルギーの導入が大きな課題となっています。

フランスの大手電力会社は30日、ドイツとスイスの国境に近い東部のフェッセンハイム原発について、1号機を来年2月に、2号機を来年6月にそれぞれ運転を停止し閉鎖すると発表しました。

フェッセンハイム原発は42年前の1977年に運転を開始した国内で最も古い原発です。

今回の決定で、電力会社はフランス政府から4億ユーロ近く日本円にして470億円余りの補償を受け取るほか、運転を継続した場合に得られる利益も補填(ほてん)されるということです。

フランス政府は老朽化した原発を閉鎖して電力に占める原発の割合を現在の70%余りから2035年には50%に引き下げる方針を示しています。

しかし、代わりとなる太陽光や風力などの再生可能エネルギーは電力の18%程度にとどまっていて、今後いかに導入を進め、原発への依存度を減らせるかが大きな課題となっています。