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千曲川の堤防が決壊した影響で、長野市に本社を置くキノコ生産大手「ホクト」の工場は、生産設備が水につかるなど大きな被害を受け、主力商品のエリンギが出荷できない状態になっています。

ホクトは、長野市をはじめ全国32の拠点で年間7万5000トンのキノコを生産していて、エリンギでは国内で半分近いシェアを持っています。

台風19号千曲川の堤防が決壊し、長野市にある2つの工場と研究施設が浸水し、このうち赤沼地区にあるエリンギの生産工場は、1階部分がすべて水につかりました。

この工場は、年間3000トンのエリンギを生産する主力工場ですが、エリンギを生育させる瓶がすべて泥水をかぶり、出荷できない状態になっています。

また生産設備もすべて泥水をかぶり、停電のため稼働できるかどうかの確認もできない状態だということです。

工場では従業員が泥水をかき出す作業を行っていますが、出荷を再開できる見通しは全く立っていないということです。

ホクトの小松茂樹専務は「キノコがおいしくなるこの時期に出荷できず、つらい思いです。一刻も早くおいしいキノコを届けられるよう復旧活動に当たりたい」と話しています。