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アメリカでは11日、兵士の功績をたたえる記念日「退役軍人の日」を迎え、全米各地で式典が行われました。

このうちニューヨークでは、第1次世界大戦が終結した翌年から始まり、ことし100周年を迎える式典が行われ、トランプ大統領は現職の大統領として初めて参加しました。

この中でトランプ大統領「退役軍人は、これまで私たちのためにすべてをかけてくれた。今度は私たちが、彼らのために義務を果たす番だ」と述べました。

そのうえで「私の政権で取り組んできたことは退役軍人の90%もの人たちから評価されている」と述べ、トランプ政権が、回復が難しいけがを負った退役軍人の学生ローンを免除したり、医療制度を充実させてきた実績を強調しました。

退役軍人は全米でおよそ1820万人有権者のおよそ1割を占め、トランプ大統領としては来年の大統領選挙を前に退役軍人にアピールするねらいがあるものとみられます。