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ウクライナ疑惑はトランプ大統領が、ことし7月、ゼレンスキー大統領との電話会談で、民主党の有力候補、バイデン前副大統領に不利な情報を得ようと、軍事支援と引き換えに調査を要求したとされるもので、野党・民主党は議会下院で弾劾に向けた調査を進めています。

ホワイトハウスは15日、トランプ大統領4月、当選を決めたゼレンスキー氏と初めて電話会談を行った際の記録を公表しました。

それによりますと、トランプ大統領祝意を伝えたうえで、「そのうちホワイトハウスに招待したい。話したい多くのことがある。われわれはいつもあなたの味方だ」などと述べていますが、バイデン前副大統領や軍事支援に関する言及はありません。

ホワイトハウスがこの記録を公表したのは、15日の公聴会ウクライナ駐在の前大使が証言する直前で、民主党公聴会で追及を強める中、トランプ大統領は潔白だとアピールするねらいがあるとみられます。

一方、問題となっている7月の電話会談をめぐっては、トランプ大統領は9月、その記録を公表していますが、政府高官からは会話の内容が削除されたり、修正されたりしたという証言も出ています。

ウクライナ疑惑はトランプ大統領が、民主党の有力候補、バイデン前副大統領に不利な情報を得ようと、ウクライナのゼレンスキー大統領に対して軍事支援と引き換えに調査を要求したとされるものです。

野党・民主党は議会下院で弾劾に向けた調査を進めていて、15日は、公聴会で、ウクライナに駐在していた前大使のヨバノビッチ氏が証言しました。

ヨバノビッチ氏は冒頭、ウクライナ政府の関係者に対し特定の人物を捜査すべきかどうかについて言及したことはない」と述べ、ウクライナ側とバイデン前副大統領に関係する捜査について話したことはないと述べました。

そして、ことし4月、未明にかかってきた電話で理由を言われずに、突然、大使の解任を言い渡されたことを明らかにして不当に解任されたと主張しました。

一方トランプ大統領公聴会の最中にツイッターウクライナの大統領は電話会談でヨバノビッチのことを悪く言っていた。大使を任命するのは大統領の権限だ」と投稿し、前大使の解任に問題はなかったという考えを示しました。

これに対し、民主党側は、ヨバノビッチ氏が公聴会で証言をしている最中のツイートは、証人への脅しだとして反発しています。

有罪の評決を受けたのは前回、2016年のアメリカ大統領選挙で、トランプ陣営の政治顧問を務めたロジャー・ストーン被告です。

ストーン被告は、選挙期間中、ロシアが不正に入手したとされる民主党陣営のメールを告発サイト「ウィキリークス」が公開したことをめぐり、議会で「ウィキリークス」とは接触していないとうその証言をしたなどとして偽証など7つの罪に問われています。

連邦地方裁判所陪審は15日、ストーン被告に対して、7つの罪すべてについて有罪の評決を言い渡しました。量刑は来年2月に言い渡されます。

アメリカメディアによりますと、いわゆるロシア疑惑でトランプ陣営の幹部ら関係者が有罪の評決や判決を受けたり、みずから罪を認めたりしたのはこれで6人目です。

ストーン被告は前回のアメリカ大統領選挙にロシアが干渉したとされる疑惑の核心を知る1人とされ、来年の大統領選挙を前にトランプ陣営への打撃となる可能性もあります。

評決についてトランプ大統領ツイッター「うそをついたとしてストーン氏を有罪にするなら、いんちきヒラリーたちはどうなのだ?こんなダブルスタンダードがあるか?」などと書き込み、不満をあらわにしました。