仏LVMHグループ 米のティファニー買収へ 1兆7000億円超で #nhk_news https://t.co/lZ5PirlOBk
— NHKニュース (@nhk_news) November 25, 2019
高級ブランドのルイ・ヴィトンなどを傘下に持つフランスのLVMHグループは25日、アメリカの老舗の宝飾ブランド、ティファニーを買収することで合意したと発表しました。
買収総額は162億ドル、日本円で1兆7600億円にのぼります。
フランスのパリに本拠を置くLVMHは、傘下にルイ・ヴィトンやフェンディなど75のブランドを持つ巨大複合企業で、アメリカの老舗の宝飾ブランド、ティファニーに買収を提案して交渉を進めていました。
発表によりますとLVMHは当初の提案よりも買収金額を引き上げてティファニーの株式を1株当たり135ドルで買い取ることで合意しました。
総額は162億ドル、日本円でおよそ1兆7600億円にのぼり、来年半ばまでに手続きを終えるとしています。
これはLVMHにとってこれまでで最も大きな買収になり、アメリカ市場にも貴重な足がかりを得ることになります。
LVMHは「ティファニーが私たちの象徴的なブランドに加わることは非常に喜ばしく、今後何世紀にもわたって繁栄を続けることを期待する」としています。
また、ティファニーは「LVMHのグループの一員として卓越した専門知識やほかにない技能などを生かし、さらなる成長を遂げることになる」としています。
ファッション業界では巨大グループによる買収が繰り返されていて、一段と寡占化が進むことになります。