フランシスコ教皇 「心を動かされた」被爆地への訪問 #nhk_news https://t.co/5L3cfwXW3A
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月26日
ローマ教皇として38年ぶりの訪日を果たしたフランシスコ教皇は、26日、バチカンに帰国する機中で同行する記者団に対し会見を行いました。
この中でフランシスコ教皇は被爆地の長崎と広島への訪問を振り返り、「ともに原爆の被害を受けていることでは同じだが、長崎は原爆だけでなくキリスト教徒の街ということで違いがある」と述べたうえで、数世紀にわたるキリスト教徒への迫害の歴史に「強く胸を打たれた」と明かしました。
そして、被爆者とことばを交わし証言を聞いた広島については「広島での経験は心を動かされた。だからこそ核兵器の使用は倫理に反すると強調した」と述べました。
そのうえで今後、カトリックの教えの中で核兵器の使用と保有が倫理に反すると明記することを明らかにし、核兵器の廃絶に向けた行動につなげたい考えを示しました。
一方で、原子力発電所については核兵器とは違うとしながらも「個人的な意見だが完全に安全性が確認されるまでは原子力は利用しない」と述べて利用していくには安全性を高めていく必要があると強調しました。
また、東京ドームでのミサに参加した、いわゆる「袴田事件」で死刑が確定し、無実を訴えている袴田巌さんとの面会が実現しなかったことについては、フランシスコ教皇は袴田さんのことをミサの後で知ったとしています。
ただ、死刑制度については安倍総理大臣との会談で取り上げたということで、全世界での死刑の廃止に取り組んでいく考えを改めて示しました。
フランシスコ教皇は中国にいつ行くのかと問われると「北京に行きたい。中国は大好きだ」と応じました。
中国では内政干渉を理由にローマ教皇が国内のカトリック教会の司教を任命することを拒否してきました。
このため中国では政府公認の教会と、教皇に忠誠を誓ういわゆる地下教会が対立してきましたが去年、司教の任命方法でバチカンと中国が暫定合意しています。
ただ、バチカンはヨーロッパで唯一、台湾と外交関係を維持する一方、中国とは結んでおらず、訪問の実現には多くの課題が残されています。
Pope hopes to visit China https://t.co/RzLtoUONoQ
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年11月26日
Pope Francis moved by Hiroshima visit https://t.co/meBdBsM8x7
— NHK WORLD News (@NHKWORLD_News) 2019年11月26日
My apostolic journey to Thailand and Japan was a gift for which I am so grateful to the Lord. This visit increased my closeness and affection for these peoples: may God bless them with prosperity and peace in abundance. #GeneralAudience
— Pope Francis (@Pontifex) November 27, 2019
ローマ教皇、原発に言及「核エネルギー使うべきでない」 https://t.co/juKEMsyPBD
— 朝日新聞(asahi shimbun) (@asahi) 2019年11月26日
教皇「原発やめるべき」 - 安全の保証必要と明言https://t.co/alzbCenlN2
— 共同通信公式 (@kyodo_official) 2019年11月26日
はてなブログに投稿しました #はてなブログ
— 大槻義彦 (@otsuki1936) November 27, 2019
フランシスコ教皇に沸く日本メディア、フト私は白けた - otsuki1936のブログhttps://t.co/oI3glVBSlE
この数日、朝日、毎日、日経、それにNHKなどあらゆる
沸きに沸いた。新天皇即位行事よりもっと加熱報道ぶ
りだった。日本人キリスト教信者数、たった0.4%
にしては異例なことだった。
しかしふといやなことがココロに浮かんだ。それは、20年も
の島テニアン)から広島に原爆投下に向かうB29、エノラ
ーゲイの機長ティベッツ大佐の笑顔のフィルムだった。
滑走路のわきに二人の牧師が立ち飛び立つエノラーゲイ
に祈りを捧げていた。
しかしナレーションがすぐ流れてアッと驚いた。『二人
の牧師はティベッツ大佐などが無事任務(つまり原爆投下
で広島の何十万のひと人を虐殺すること)を果たすこと』
を祈ったというのだった。キリスト教はじめすべての宗教
なんてこんなモノだ、と完璧に白けた。
そこで今私は帰国したフランシスコ教皇に問う。あの
エノラーゲイに向かって無事に原爆投下成功を祈った二人
の牧師の罪は如何せん?!と。
#核エネルギー#温暖化#グレタ
#LGBT#性的虐待
#共通の家#家族主義#温情主義
#多極化
【速報 JUST IN 】女川原発2号機 事実上審査に合格 震災被害受けた原発で2基目 #nhk_news https://t.co/XRu3GjC3YY
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月27日
東北電力は東日本大震災から2年後の平成25年、女川原発2号機について再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請しました。
規制委員会では、東北電力が想定される津波の高さを最大で23.1メートルとより厳しく見直したことや、その対策として防潮堤をかさ上げして29メートルにするとしたことなど、会社の示した対応が新しい規制基準に適合しているか議論してきました。
そして27日の規制委員会の定例会で審査に事実上合格したことを示す審査書案を委員の全会一致で取りまとめました。
これにより今後、一般から意見を募るパブリックコメントなどを経て、正式に審査に合格する見通しとなりました。
東日本大震災の地震や津波で被害を受けた原発でこれまで審査に合格したのは、茨城県にある日本原電の東海第二原発だけで、女川原発2号機が合格すると2基目となります。
また、事故を起こした東京電力の福島第一原発と同じ沸騰水型と呼ばれる仕組みの原発では4基目になります。
女川原発2号機の耐震や津波対策の工事は来年度中に終わる計画ですが、実際に再稼働するためには審査の合格以外にも地元自治体の了解なども必要で、現時点では具体的な時期のめどはたっていません。
女川原発は2号機のほかに2つの原子炉があり、1号機はすでに廃炉が決定しています。
3号機については2号機と同様、東北電力は再稼働させたい考えで、今後、審査の申請を検討しています。
原子力規制委員会が、女川原子力発電所2号機について事実上の審査合格を出したことを受け、東北電力の原田宏哉社長はコメントを発表しました。
この中で原田社長は「これまで全社をあげて審査に真摯(しんし)かつ丁寧に対応してきた。一つの大きな節目を迎えたものと考えている」としています。
そのうえで「再稼働にあたっては地域の皆様のご理解が何よりも重要と考えている。さまざまな取り組みを積み重ねることによって、一人でも多くのかたからご理解いただけるよう努めてまいります」とコメントしています。
女川原発2号機について、原子力規制委員会が事実上の審査の合格を示す審査書案をまとめたことについて、宮城県の村井知事は「非常に厳格に審査が行われたものと思っている」と述べました。
そのうえで、原発の再稼働について「現時点では賛成とも反対とも言えない。県が行っている安全性検討会の結論、県内の市町村の考えかた、県議会の考えかた、そういったものを総合的に判断して決める」と述べ、現時点で明確な姿勢は示さず、地元自治体の意見などを基に検討していく考えを示しました。
女川原子力発電所2号機について原子力規制委員会は、事実上の合格を示す審査書案をまとめたことについて、発電所近くの住民からは不安の声も上がっています。
女川原子力発電所から5キロ圏内の石巻市寄磯地区で区長を務める渡辺洋悦さん(67)です。
重大な原子力事故が起きた場合、市などの広域避難計画では、住民は自家用車を使って指定の場所に移動することになっています。
しかし、東日本大震災の時、牡鹿半島の位置する寄磯地区から避難する際、市中心部や隣の女川町に通じる道路が土砂崩れで寸断され、住民が一時、孤立状態に陥ったいきさつがあります。
また半島部には道幅の狭い道路が点在していて、およそ200人が住む寄磯地区から住民が一気に車で避難した場合、混み合ってスムーズな避難が難しいのではないかと不安を抱えています。
このため渡辺さんたち地域の住民は仮に孤立状態に陥った場合、風の流れを見ながら被ばくしない方向へ漁船で避難することも考えているということです。
渡辺さんは「この地区の周辺にはリスクがあちらこちらにある。自治体には、住民の意見に耳を傾け、道幅を広くするなどの対応を早く取ってほしい」と話しています。
東北電力の女川原子力発電所は、太平洋に面した宮城県女川町と石巻市にまたがって立地しています。1号機から3号機まで3つの原子炉があり、東日本大震災の際には、震源に近い原発だったため地震の強い揺れと大きな津波に襲われました。
地震は女川町で震度6弱を観測し、運転中だった1号機と3号機、そして、原子炉を起動した直後だった2号機の3基とも地震の揺れを感知して自動で原子炉が停止しました。
施設は、発電機につながるタービンの設備が地震で壊れるなどの被害がありました。一方、女川原発を襲った津波は13メートルの高さに及びました。女川原発の敷地は高台で海抜がおよそ15メートルあったため、津波は敷地までは達しませんでしたが、原子炉などの冷却に使う海水を取り込む取水路から津波が流入し、非常用発電機の設備の一部が故障しました。
ただし、外部から電気を受ける送電設備の被害は限られたため、原子炉の冷却は行うことができました。このためメルトダウンを起こした福島第一原発のような重大な事故には至らず、放射性物質の漏えいはありませんでした。
震災から2年後、東北電力は2号機について、新たな規制基準に基づいて再稼働の前提となる審査を原子力規制委員会に申請しました。
震災の前と比較すると、原発で想定される最大の地震の揺れを580ガルから1000ガルに引き上げました。また津波の高さの想定は13.6メートルから23.1メートルに引き上げるなどより厳しく見直しました。
それに伴った対策についても、震災後、緊急でつくった海抜17メートルの高さの防潮堤をさらに海抜29メートルまでかさ上げする工事をはじめとして、津波対策や耐震強化の対策を進めています。
東北電力はこうした工事を来年度中に終えるとしています。
<合格した原発は>
これまでに原子力規制委員会による新しい規制基準の審査に合格した原発は8原発15基です。
女川原発2号機がこのあとパブリックコメントなどを経て、正式に合格すると16基目となります。<すでに再稼働したものは>
地元自治体の了解なども得てすでに再稼働した原発は、鹿児島県にある川内原発1号機と2号機、佐賀県にある玄海原発3号機と4号機、福井県にある高浜原発3号機と4号機、大飯原発3号機と4号機、愛媛県にある伊方原発3号機の合わせて5原発9基です。<廃炉が決まった原発>
一方、東日本大震災のあと、廃炉が決まった原発はメルトダウンを起こした福島第一原発をのぞくと、福井県の敦賀原発1号機、美浜原発1号機と2号機、大飯原発1号機と2号機。
島根県にある島根原発1号機、佐賀県にある玄海原発1号機と2号機。
愛媛県にある伊方原発1号機と2号機、宮城県にある女川原発1号機、それに福島県にある福島第二原発の1号機から4号機の合わせて8原発15基です。