反政府デモが続くコロンビアで ベネズエラ人59人を国外追放 #nhk_news https://t.co/pPEcaA6Q7S
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年11月28日
南米のコロンビアでは11月に入り、政府の経済政策などに抗議して大規模な反政府デモや、全国規模でのストライキが続き、これまでに4人が死亡しています。
こうした中、コロンビア政府は28日までに、デモに乗じて商店などを破壊し商品を略奪したなどとして、国内にいたベネズエラ人59人を国外追放したと発表しました。
南米各国では、右派と左派の対立が先鋭化し、反政府デモが広がっていますが、大量に流入したベネズエラ難民の一部がデモに参加し暴徒化するケースが相次いでいます。
特に、親米右派が政権を握るエクアドルやチリなどでは、大規模な反政府デモを扇動したり、破壊活動を行ったりしたなどとして、多くのベネズエラ人が国外追放されていて、反米左派のベネズエラのマドゥーロ政権が、こうした国々で反政府活動を扇動しているという指摘も出ています。
経済が崩壊しているベネズエラでは、全国民の15%にのぼる400万人以上が難民として周辺国に流出していて、受け入れ態勢などを巡り各国で問題がおきています。