孫正義氏 医療などに焦点当てAIで先行の米中に対抗を #nhk_news https://t.co/75sDZb4qYi
— NHKニュース (@nhk_news) 2019年12月17日
ソフトバンクグループの孫社長は17日、少子高齢化や地球温暖化といった社会的な課題を解決するための技術革新をテーマにした内閣府などが主催のシンポジウムで講演しました。
この中で孫社長は、AIの分野で日本がリードしていくには焦点を絞って研究開発を進めることが重要だと指摘しました。
そのうえで、具体的なテーマとして「超高齢社会の日本では、高齢ドライバーによる交通事故や医療費の増大が課題になっている。自動運転技術や、遺伝子治療などを中心とした医療の2つに焦点を当てるべきだ」として、これらの分野でアジアでトップになれれば、AIで先行する中国やアメリカに対抗できると述べました。
また、孫社長は、AIに通じた人材を増やすには教育に今以上に力を入れる必要があるとして、「日本人は『これを勉強しろ』と言わなければ勉強しないので、大学入試の科目にAIを導入するべきだ。そうすれば日本の学生は必ず中国やアメリカに追いつくことができる」と述べました。