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新しい国立競技場は11月に完成し、21日夜、抽せんの結果選ばれたおよそ6万人の観客を集めてこけら落としのイベントが行われました。

東京オリンピック東日本大震災からの復興を大会の理念の一つに掲げていて、最初に東北で毎年行われている復興のまつり「東北絆まつり」を再現した各地の踊りが披露されイベントの幕があがりました。

国立競技場のピッチを最初に踏んだのはサッカー横浜FCに所属する現役最年長52歳の三浦知良選手で、ユニフォーム姿で登場しドリブルを披露すると会場からは大きな歓声が送られました。

また、ことし日本中を熱狂させたラグビーワールドカップ日本代表のリーチマイケル選手も登場し、「早くここで試合をしたい」と話し、会場を盛り上げました。

このあとトラックでは東京大会で活躍が期待される日本の選手や海外の選手たちも参加して陸上のリレーが行われました。

障害や性別に関係なく6人1組で4つのチームを作ってそれぞれ200メートルを走り、アンカーを務めた男子100メートルで世界記録を持つウサイン・ボルトさんや日本選手初の9秒台をマークした桐生選手が真新しいトラックを駆け抜け会場を沸かせました。

リレーに参加した桐生選手は、「来年ここに戻ってきて6万人の前で走りたい」と意気込み、ボルトさんは、「すばらしい体験ができてうれしかった。来年のオリンピックはテレビでゆっくり見ます」と笑顔で話していました。