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日産は今月発足したばかりの新たな経営体制で、ナンバー3に当たる関潤副COOが電子部品大手の日本電産に次の社長含みで入るために退社を決めたことから、後任選びを進めていました。

その結果、坂本秀行副社長(63)を代わりの取締役の候補とし、来年2月の臨時株主総会にはかることを決めました。

坂本氏は1980年に日産に入社後、主に車両の開発や小型車の技術責任者などを経て2014年からは副社長を務め、現在は車の生産や物流を担当しています。

日産は去年11月にゴーン元会長が逮捕されて以降、経営体制の混乱が続いているだけに新しい経営体制では業績の回復や連携を組むルノーとの関係改善を進められるかが問われることになります。

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