硬筆書写技能検定試験という試験があります。ボールペン等による書写しなどに関する技能検定です。最難の1級合格者には、優秀な指導者としての社会的な位置づけを行うために指導者証が交付されます。
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硬筆・毛筆の書写技能検定についてhttps://t.co/Iho8OGeXU6
硬筆書写技能検定試験の実技として、速書きがあります。最難の1級では、4分で145文字の文章を書き写すことが要求される。これは、1文字当たりにすると、約1.65秒に相当します。以下のリンクは、その問題例と解答例です(第1問が速書き)。https://t.co/V8LBHAiXo6
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司法試験の論文の答案用紙は1頁23行ですから、1行30文字として、1頁当たり690文字です。これを、1文字1.65秒で書くと、およそ19分かかる計算となります。6頁なら1時間54分、8頁なら2時間32分を要する計算となるわけです。6頁でも、制限時間ギリギリですね。
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実際には改行がありますから、もう少し余裕があります。しかし、この試算は、1級(師範クラス)の技能とされる速さで、1秒も手を休めることなく書き続けた場合の数字です。しかも、硬筆書写技能検定試験は用意された文章をそのまま書き写すだけですが、司法試験は考えて書くのです。
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司法試験の論文に要求される速書きは、硬質書写技能検定試験の1級をはるかに超える異常なものであることがわかります。このことを、意識していない受験生が多すぎるのです。現在の法曹に求められる最大の資質は、「硬質書写の師範を凌ぐ速書きの技能」です。そのことを、強く意識する必要があります。
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上位者は、普通に8頁書きます。仮に15分構成して8頁書くとすると、690文字×8頁÷105分≒52.5となり、概ね1分で52文字を書く計算になる。感覚的には、1秒1文字。途中全く手を止めない前提です。普段、答案を書く際に、このことを意識しているか。これが、合否を分けます。
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まもなく廃業する創文社、最初に手掛けたのは団藤重光『新刑事訴訟法綱要〔4訂版〕』(1951年)だったのですね。同年5月に弘文堂から3訂版が出ていたのを、編集担当だった久保井理津男が創文社にそのまま持っていった由。
— Koichi AKASAKA (@1975anko) January 20, 2020
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