ブルガリア検察 毒殺未遂でロシア人手配 英の暗殺未遂と関連か #nhk_news https://t.co/K8sHxtb46Y
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年1月23日
ブルガリアの検察当局は23日、首都ソフィアでブルガリア人の武器商人の男性ら合わせて3人を何らかの毒物で殺害しようとしたとして3人のロシア人を訴追し、国際手配したと発表しました。
検察当局は「毒物によって多くの人々の命が危険にさらされた」としていますが、訴追したロシア人の名前は公表せず、犯行の動機に関する情報も明らかにしていません。
地元のメディアなどによりますと、この事件は5年前の2015年、武器商人の男性ら3人が首都ソフィアで開かれたパーティーのさなかに、突然、こん睡状態に陥ったもので、警察は男性らが何らかの毒物に触れた可能性があるとみて捜査していたということです。
こうした中、ヨーロッパのメディアなどが参加する調査報道のグループはイギリス南部でおととし起きたロシアの元スパイらを神経剤の「ノビチョク」で殺害しようとした暗殺未遂事件にロシア軍の情報機関に所属する男が関わった疑いがあり、この男はブルガリアで起きた事件の現場にも出入りしていた疑いがあると伝えました。
また被害にあった武器商人の男性はロシア側との間でビジネスをめぐるトラブルを抱えていた可能性があるとも伝えられており、これら2つの事件の関連性について注目が集まっています。
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