カザフスタンで住民衝突8人死亡 中国系少数民族標的か #nhk_news https://t.co/RTdCHntENQ
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月8日
中央アジアのカザフスタンの南部ジャンビル州では7日夜、住民どうしのいさかいが銃撃や放火を伴う大規模な衝突に発展し、政府によりますと、8人が死亡し、およそ40人がけがをしました。
地元メディアによりますと、中国系のイスラム教徒で少数民族のドゥンガン人が標的にされた可能性があるということで、治安当局は、現場にいた47人を拘束し、衝突の原因を調べています。
こうした状況を受け、トカエフ大統領は8日緊急声明を発表し、「国民の対立を引き起こす挑発的なうわさや、誤った情報を広めた者は、責任を問う」と述べ、衝突の参加者を厳しく罰する姿勢を示しました。
この衝突で、身の危険を感じたドゥンガン人の女性や子どもがキルギスとの国境に殺到するなど混乱も起きていて、治安当局は本格的な民族対立に発展しないよう、警戒を強めています。