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イギリスのジョンソン首相は13日、去年12月の総選挙後初めてとなる内閣改造を行いました。

主要閣僚の多くは留任するとみられていましたが、ジャビド財務相は13日朝、突然、辞任を発表しました。

ジャビド財務相「留任と引き換えに政策アドバイザーを全員更迭するよう首相から求められたが受け入れることができなかった」と述べ、辞任以外に道はなかったと説明しました。

イギリスメディアはジョンソン首相の政策顧問との確執も背景にあるという見方を伝えています。

ジャビド氏が首相に宛てた辞任の書簡には「政府を効果的に運営するには明確で率直な助言をする人々が必要で私は常にそう心がけてきた。財務省が今後も信頼される機関であるよう求めたい」などと記されています。

ジョンソン政権は来月には新年度予算案の発表を控えているほか、EU=ヨーロッパ連合からの離脱後の貿易交渉など懸案事項を抱えているだけに、政権の中核を担う閣僚の辞任は大きな打撃と受け止められています。

ジャビド氏の辞任を受けて、後任には39歳のスナク財務副大臣が昇格しました。

このほか、ラーブ外相やEU離脱に関する実務を担うゴーブ担当相、それにトラス国際貿易相は留任しました。

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