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政府は中国との関係改善に向けた首脳間の相互往来の一環として、去年6月の日中首脳会談で、習近平国家主席国賓としての日本訪問を要請し、来月上旬の予定で準備を進めてきました。

こうした中、新型コロナウイルスの感染が広がり、中国は最も重要な政治日程の1つ、全人代全国人民代表大会を延期したほか、日本では、政府が大規模イベントの自粛や小中学校や高校の臨時休校を要請するなどの対応に追われています。

安倍総理大臣は先週の記者会見で、習主席の日本訪問について、「現時点では予定に変更はないものの、中国の国家主席の訪日は10年に1度のことであり、十分な成果をあげることができるものにする必要がある」と述べました。

安倍総理大臣や茂木外務大臣が日本を訪れた中国の外交トップ、楊潔※チ政治局委員と会談した際にこうした認識を伝えていて、中国側と来月の訪問を延期も含めて慎重に調整が進められる見通しです。

※チ=竹かんむりに褫のつくり。

#日中友好

中国では新型コロナウイルスの感染者が8万人近くになり、死亡した人は2870人にのぼっています。

一方、保健当局は感染者の半数以上の4万人余りが治療を終えて退院したとしていて、感染が最も深刻な武漢を含む湖北省では、退院した人の数が新たに確認された感染者の数を上回る状態が続いているということです。

こうした中、国営の中国中央テレビは1日、武漢で体育館などを改修した臨時の医療施設や主に重症者を受け入れてきた指定病院などで、ベッドに空きが出る状態になっていると伝えました。

また武漢の地元当局によりますと、先月、臨時に設けられた医療施設のうち1か所が、入院中の患者を指定病院に転院させたことで、1日で閉鎖されたということです。

武漢では今後も臨時の医療施設の入院患者については随時、指定病院に移し、治療の効率を上げるとしています。

武漢を含む湖北省では依然2万9000人近くが入院していますが、新たに確認される感染者が急増し、対応が追いつかなかった一時期の状況からは脱しつつあるとみられます。

国営の中国中央テレビによりますと、中国国内のマスクの生産能力は先月1日時点で1日2000万枚程度でしたが、その後、自動車メーカーや電子部品メーカーなど異業種の企業が相次いでマスクの生産に参入しました。

そして先月29日の時点で、生産能力は1億1000万枚に達し、生産の規模を1か月で5倍以上に拡大したということです。

このうち、医療従事者が感染を防ぐために使う「N95」という規格のマスクも1日166万枚生産していて、医療関係者の需要を賄うのに大きく貢献したと伝えています。

中国政府は、マスクなど医療用品を生産する企業に対して補助金の支給低利の融資を行って生産拡大を後押ししています。

中国で医療物資が不足していた時期に日本からマスクや防護服などの物資が送られたことに創業者のジャック・マー氏が感謝し、みずから設立した団体などを通じて日本に寄付するということです。

マスクは3日、日本に届き、日本の団体を通じてマスクを必要とする医療機関などに配布されるということです。

習近平国家主席の日本訪問について、日中両政府は来月の予定で準備を進めてきましたが、新型コロナウイルスの感染が日中両国で広がりを見せる中、延期も含めて慎重に調整が進められる見通しとなっています。

こうした中、中国外務省の趙立堅報道官は2日の記者会見で、習主席の日本訪問について「大きな意義がある」と指摘したうえで、「中国は、日本側と密接に意思疎通を保ちながら、訪問が有利な条件と良好な雰囲気の中で行われるよう準備を進めたい」と述べました。

習主席の日本訪問をめぐって、安倍総理大臣は「中国の国家主席の訪日は10年に1度のことであり、十分な成果をあげることができるものにする必要がある」と述べていますが、中国側としても訪問はあくまでも十分な成果があがる状況の中で行われるべきだという認識を示した形です。

また、趙報道官は現在の日中関係について、良好な関係を保っているとしたうえで「中国は、日本とともに、新たな時代にふさわしい両国関係を構築していきたい」と述べました。

#日中友好

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